ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

マウンドに倒れ込んだ大谷翔平、2ケタ勝利が見えた。

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エンゼルス大谷翔平投手が、ブルージェイズ戦で6回を投げ6奪三振2失点の投球内容で今季7勝目を挙げた。野球の神様ベーブ・ルースが100年以上前に投打2刀流で投手として記録した2ケタ勝利まであと3勝に迫った。チームはレギュラーシーズンの7割超を消化し残り45試合、大谷の残りの登板数も限られる中、果たしてあと3勝する事は可能だろうか。大谷は、ここまで17試合の登板で7勝と、4割以上の確率で白星を掴んでいる。残り45試合中7試合に登板予定で、あと3勝は不可能ではない数字だろう。さらに、7勝目を挙げたブルージェイス戦で、本塁打王、打点王、MVPを互いに争っている MLB最強打者ゲレロJr.に投じた一球に2ケタ勝利を確信できる場面があった。ゲレロJr.に絶対に打たせまいと、大谷が渾身の一球を投じたあとマウンド上で足を滑らせ転倒してしまったのだ(⬆上の写真)。この一球はゲレロJr.にファウルされたが大谷は続くボールでこの日最速の99マイル(約159.3キロ)をマークした。試合後、ベテラン 捕手のカート・スズキは「ゲレーロJr.の打席では彼のバランスを崩そうと2人で話し、ショウヘイもうまくピッチングできた」と語り、「彼はとても賢い。投球プランをいかに遂行したらよいのか、十分に理解している。また、試合の中でアジャストすることもできる。若い投手でできる選手はほとんどいない」と語り、「ショウヘイは特別な才能の持ち主だよ」と絶賛した。ゲレーロJr.に対して足を滑らせるほどの力投を見せたように、強打者に対して投球プランを自在に変える大谷投手、2ケタ勝利はほぼ確実なようだ。