ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

佐藤琢磨が犯人なのか?インディ500の大クラッシュ。

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2年前、アメリカ最大の自動車レース「インディ500」で日本人として初優勝したレーシングドライバー、佐藤琢磨が今年8月第14戦で起きた多重クラッシュで、クラッシュを起こした張本人だと猛バッシングを受けている。コーナーが僅か3つしかない高速三角形コースの攻防で、ハンターレイロッシ佐藤琢磨が3台横並びとなり、ロッシと佐藤のタイヤが接触、佐藤とハンターレイのマシンがもつれ合うように壁にクラッシュし、2台はその反動でコースを横断、さらに後ろから来た後続車が佐藤に接触して宙を舞い、佐藤のマシンは火花をあげながら裏返しになって停止。不幸中の幸いで、佐藤琢磨は裏返しになったマシンから脱出し、5人全員が奇跡的にクラッシュから生還できた。しかし、レース結果表のペナルティ覧に、佐藤琢磨に対してだけ「避けることが出来た接触/イベント終了後に検証」という表記がされ、佐藤に出場停止など厳しい裁定があり得る状況になってしまった。これに対して佐藤はツィツターに自分の車載カメラの映像を載せ、「自分は真っ直ぐ走っていたところ3台の内、一番内側にいたハンターレイが外側に動き、行き場を失ったロッシが外側に動き、接触した」と主張、「ナゼ僕だけが審議対象になっているのか」と猛反論、この佐藤のツィートは米国内で20万回以上再生され佐藤に対するバッシングの声は、弱まり始めている。佐藤はバッシングに異例の反論をツィートしたことについて「ハンターレイもロッシも米国のスター選手でチャンピオン争いをしている選手、それは分かるけど僕は正々堂々と最後まで戦う、これはレースの結果よりも大事なこと。日本人ドライバーの次の世代が海外で戦っていくためにもね」と発言、まさにサムライ精神を貫くその姿勢はアッパレ、と言えるだろう。