ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

P・マカットニーも大ファン、「ケ・セラ・セラ」ドリス・デイさん死去。

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ケ・セラ・セラ」が世界的に大ヒットした米国の歌手&女優のドリス・デイさん97歳が、カリフォルニア州の自宅で死去した。ミュージカル映画「カラミティジェーン」ヒッチコック映画「知りすぎていた男」などの主演女優として人気を博しながら「センチメンタル・ジャーニー」「二人でお茶を」「ケ・セラ・セラ」など今ではPOPミュージックのスタンダードになった名曲の数々を世界的に大ヒットさせた人気歌手でもあった。私生活では4度の離婚を経験、4度目の結婚ではベッドに10匹の犬を入れて、夫から「犬をベッドから降ろせ」と言われたのが離婚の原因だったとされるほどの大の犬好きだったドリス・ディ。その後は動物愛護に力を注ぎ、カリフォルニア州に設立した「Doris Day Animal League」で、家庭内ペットの世話の方法などを指導していた。老後は世間からは隔絶された隠遁生活を送っていたが、ある日ビートルズの大スターだったポール・マッカトニーから突然電話があった。ドリスは「ビートルズ?よしてよ誰かのイタズラ電話よ」と思ったが本物とわかり90分間も話をし、「私がやってきたことを語り合いたいって」と喜び、実際に自宅へ訪ねてきたポール夫妻と5時間にわたって会話し、その後もポールとの深い親交を続けていたという。映画での共演以来、犬好き同士で親しかったロナルド・レーガン元大統領もすでに亡く、20世紀のアメリカを彩った大スターがまた1人消えてしまった、ご冥福を祈りたい。