サッカー・アジアカップ準決勝、アジアで6年間39戦を無敗中の強豪イランを相手に3−0で勝利した日本代表。40勝目をフイにされたカルロス・ケイロス監督は敗因として「我々が失点を許した場面、日本の選手(南野)はシミュレーション(倒されたふり)をしてファウルをもらおうとした。それをみて(イランの)選手たちはプレーを止めてしまった。審判がそれに反応してくれると思ってしまったからだ。あの失点でチームは気落ちしてしまった。その後、ピッチには1つのチームしか居なかった。それは日本だった」と語った。しかし試合主催国UAEのスポーツ紙『SPORT360』は「大迫からボールを受けた南野は、ホセイン・カナーニが仕掛けてもいないチャージで倒れたが集中を切らさず、イランにゴールキック(ラインを割る事)をさせなかった。イランは5選手が静止していたが、大迫と南野は集中を保っていた。スポーツの面で見れば南野が倒れたことも悪いが、スイッチを切ったイランはもっと悪い」とボーッと突たったままで居たイラン選手5人を批判した。確かにイランの選手たちは倒れてすぐ立ち上がった南野のことを誰も追いかけず、コーナーギリギリで折り返した南野が楽にクロスを蹴ることで大迫のゴールをアシストできた。今大会無失点を維持していたイラン守備陣としては実にお粗末過ぎるプレイだったのに、イラン監督は「南野がワザと倒れたせい」だという負け惜しみを口にした。逆の見方をすれば、イラン監督のこの発言は。南野選手があまりにも偶然すぎる?(笑)倒れ方をした事への「称賛」の言葉とも受け取れるのではなかろうか(笑)