サッカー・アジア杯の準々決勝が行われ、日本代表(FIFAランク17位)がイラン代表(同21位)に敗戦。アジア1位と2位の直接対決という今大会注目の“大一番”に敗れ、優勝候補だった日本代表はベスト8で姿を消すことになった。先発出場し後半53分までプレーしたMF堂安律(25)選手⬆が、試合後に敗因について語った。「パワーで(押して)来る相手をはね返せない。相手に完全に支配されていた。見てた人もやられそうだなって雰囲気があったと思うし、(味方同士)声をかけきれなかった。みんなで集中しようって言っていたのにセカンドボールを奪われて、みんな分かっていたはずなのにやられたっていう、それは(原因が)何から来るものなのか分からない、ですけど…はい、負けに値するゲームだった。失点の仕方がちょっと悪くて、メンタル的にもダメージが来たのかなって。普段動けるはずが、脳からちょっとダメージが来て、ちょっとずつ体が動かなくなっていったというのは感じてました、攻撃もボールを持った時に、打開策が全く見えなかったし、本当に情けないゲームでした」。優勝候補であったのに準々決勝で敗れてしまった日本代表、敗因について様々な「技術論」がサッカー評論家から出ているが、「勝負は時の運」=( 勝ち負けは、時どきの運によるもので、強い者が勝つとは限らない)と昔から言われてるように、堂安選手が肌身で感じた「何かに取り憑かれたような感じ」というのが一番納得できる「敗因」に思われた。