医師専用コミュニティサイト「MedPeer」が会員登録する医師1007人を対象に実施した「インフルエンザ予防に最も効果があると思う対策とは?」というアンケート結果は一般人が常識的に考える結果とは異なる意外なものだった 。予防の1位は「触れたものから口の粘膜にウイルスが移行する頻度が一番高いと思うから」という理由で「手洗いをする」だった。病院でも感染予防の第一は手洗いすることだという。2位になったのは「人混みに行かない」だった。「 インフルエンザは感染力が強いので感染しないようにするのが一番。毎年ワクチン打ったのにかかったという人がたくさんいる」 「感染の機会が多ければ多いほど感染の可能性が上がるので、出歩かないのが一番」「通勤電車や職場、人込みなどで、他人から感染することが圧倒的に多いと思うから」というのがその理由だ。素人目に意外だったのは誰でもしている「マスク」や「うがい」がランク外だったことだ。ドクター達の考え方ではインフルエンザは「接触感染のほうが飛沫感染より頻度が高い」「手指についたウイルスが、特に鼻をさわることで上咽頭、鼻腔粘膜から感染することがわかっているのでうがいは効果なし」「マスクは、ウイルスが付いた手で鼻や口を触る頻度が減るぐらいの効果しかない」んだとか。それでもあなたはうがい・マスクの予防効果を信じ続けますか(笑)