ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ノーベル賞大野教授が開発した薬でコロナ菌48時間で消滅。

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抗寄生虫薬イベルメクチンを開発し寄生虫感染症の治療法確立に貢献したことでノーベル医学賞を5年前に受賞した大野智博士。その氏が開発した駆虫剤「イベルメクチン」が、新型コロナウイルスのウイルスを48時間以内に殺すという細胞培養実験結果が、オーストラリア・モナッシュ(Monash)大学の生医学発見研究所が発表した(⬆上の写真)。研究所によると、細胞培養されたコロナ19ウイルスがイベルメクチンに晒されると、48時間以内にすべての遺伝物質が消滅したという。一度投与された用量でも24時間後にコロナ19ウイルスのRNAが相当部分減り、48時間が経つとRNAがすべて消えたと、実験を担当したワーグスタフ博士が明らかにした。さらに博士は「イベルメクチンは広く使われている安全な薬だが、どの程度の用量を投与すればコロナ19感染患者に効果があるかどうかをまず確認する必要がある」「これは細胞培養実験から出た結果であるため、コロナ19患者に直接投与する臨床試験が必要だ」「イベルメクチンがコロナ19ウイルスに作用するメカニズムは不明だが、他のウイルスに作用するメカニズムを見ると、ウイルスが宿主細胞の防御力を「弱体化」させないように遮断するのと同じ作用が認められる」と述べた。大野博士が開発したイベルメクチンは、「駆虫剤として承認された薬だが、エイズ、デング熱、インフルエンザ、ジカウイルスを含め、広範囲な種類のウイルスにも効果があることが試験管実験で現れている」とワーグスタフ博士は付け加えた。新型コロナウィルスのワクチン開発が早くても1年後と予想されてる中で、大野博士が開発したイベルメクチンがコロナ菌撲滅の特効薬になるのだろうか。オーストラリアでの臨床試験の結果が待ち遠しい。