ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

バーガー店に並ぶビル・ゲイツ、Facebookでこれぞリッチマンの姿と称賛。

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シアトルのバーガーチェーン「ディック」の店頭に普通に並ぶビル・ゲイツ氏の写真が Facebookに投稿され、投稿したマイクロソフトの元従業員が「ホワイトハウスで金の便座を好んでるような人とは違って本物のリッチマンというものはこうあるべきだよ」と書き込んでいる。寒空の下でビル・ゲイツ氏はポケットに手を入れ辛抱強く順番を待ってハンバーガーとフライドポテト、飲み物のコーラを注文したという。デイリー・メール紙は「億万長者の夕食代はたったの7.68$(837円)だった」と書き立てた。アメリカ人がビル・ゲイツ氏をこういうふうにリスペクトした目で見る理由はもちろん彼の日頃の慈善活動を良く知っているためだ。2017年度のビル・ゲイツ財団の寄付額総計は147億ドル(約1兆6000億円)。これは2016年の56億ドル、2015年の70億ドル、そして過去に寄付総額が最も高かった2014年の102億ドルを上回る金額だ。ビル・ゲイツ氏がこうした寄付を毎年のように続けている理由を尋ねられると「そうですね、幸運にも莫大な富が手に入ったら何ができると思います?ピラミッドは建てられるし、400人にうちわで扇いでもらうこともできる。でも消費には限度があります。そこから自分の感じていること、本当に価値ある事について考えなくてはなりません。皆さん自身がこの世界の住人だと感じ、全人類の手助けをしたいと思うなら『最も大きな不公平はどこにあるのか』ということを考えるべきです」と答えている。我々もバーガー店の行列に並ぶことはできる。しかし、彼のように「不公平がどこにあるのか」について考える「余裕」なぞまったくもってないのが現実だ(笑)