ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

コロナ禍で笑いが止まらなかったのは、こんな会社。

世界の格差と貧困問題に取り組む慈善団体「オックスファム」が、コロナ禍で世界で100万人以上が極度の貧困に陥った中で、恥ずかしげもなく人々の痛みから利益を得ている企業の名を公表した。アメリカの巨大食品企業「カーギル」⬆は、2021年に過去最大となる50億ドルの純利益をあげ、創業家のカーギルファミリィのビリオネア(10億ドル長者)はコロナ前の8人から12人に増えたという。また、新型コロナワクチンや治療、検査、防護具などで利益を得た製薬業界では、40人の新たなビリオネアが生まれたという。ワクチンを開発したモデルナやファイザーのような薬品会社は新型コロナウイルスのワクチンを独占し、毎秒1000ドルの利益を上げているという。また、世界で最も裕福なビリオネアであるイーロン・マスク氏やジェフ・ベゾス氏、ビル・ゲイツ氏などテクノロジー業界関係者の富は コロナ禍の2年間で約4360億ドル増加したという。貧困問題に取り組むオックスファムでは「富と貧困は、硬貨の表と裏。経済システムが、いかに富裕層と権力者たちのためだけに都合よく描かれているのを知るべきだ」「ミリオネア(億ドル長者)に2%、ビリオネアに5%の年間の富裕税を導入すれば1年で2兆5200円の税収が生まれる。それで23億人が貧困層から抜け出し、世界中の人にワクチンを行き渡らせ、低所得国および低中所得国の国で、国民皆保険や社会的保護を実現できる」と提案している。