
元WBC世界ライトフライ級王者、元WBO世界スーパーフライ級王者、元WBA・WBC・IBF・WBO世界バンタム級4団体統一王者、元WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級4団体統一王者で、世界4階級制覇王者の井上尚弥選手(⬆️左)は、現在32歳、2025年5月までにプロ入りしてから30戦を戦い30勝無敗27KOでKO率90%の戦績を誇りモンスターと呼ばれる選手になった。ところが、32歳になった昨年9月と12月の2試合はいずれもKO勝利できずに判定勝利に終わった。井上選手は、12月の試合でKO出来なかったことを「正直、悔しい。ピカソのディフェンスがうまかったということ」と語り、珍しく攻めあぐねたことには「なぜこうなったか考える必要がある」と反省の言葉を並べた。ファンからは「年齢からくる明らかなパンチ力の衰え」を指摘する声が多く挙がっている。それで注目したいのは、ボクシング史上2人目、アジア出身のボクサーで初めての6階級制覇を成し遂げた天才マニー・パッキャオ選手(⬆️右)の戦績だ。パッキャオ選手は井上選手と同じ32歳になる前までのプロ戦績は52勝3敗39KOでKO率75%だったのに、パンチ力が衰えた32歳以降から47歳の現在まで17試合の戦績は12勝5敗で勝利はすべて判定勝利、KO勝利は1度も無い。「32歳はKO勝利の曲がり角」今年33歳を迎える井上尚弥選手、「KO勝利復活」は果たしてあるのだろうか。