昨年のアメリカン・リーグのMVPヤンキースのアーロン・ジャッジ選手とナショナル・リーグMVPドジャースの大谷翔平選手が、今シーズン初めて対戦した。試合前、ヤンキースのブーン監督は⬆️、ジャッジと大谷の比較について聞かれると、あくまでも打者としてはヤンキースの主砲ジャッジの方が上と軍配を上げた。「ジャッジは何年も球界ナンバーワンの打者でい続けている。しかし、ショーヘイが彼のスピードをもってすること、健康なときはエースでいること、そしてバットを振る能力…、こんなのをわれわれはかつて見たことがないものだ」ともコメントした。そして今シーズンのジャッジと大谷の初対決、1回表にジャッジ選手が19号先制ソロを放つと、その裏に大谷選手がメジャー単独トップとなる21号同点ソロをバックスクリーンの左へ打ち込み、さらに6回、大谷は右翼席へ22号ソロをたたき込んで、ドジャースの逆転勝利を呼び込んだ。試合後インタビューで、ヤンキースのブーン監督は、「オオタニは、大きな力を持ち、ストライクゾーンをコントロールできる」とゾーン管理能力に驚き、続けて「オオタニは誰よりも危険だ。彼の運動能力を鑑みれば、フィールドを越す力を持っているのは明らかだ」とそのパワーを称賛、「今夜は偉大な打者が攻撃面で違いを作ったね」とジャッジ選手にではなく大谷選手に軍配を上げた。