ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平クソボールを2安打、理解不能な「悪球打ち」。

ドジャース・大谷翔平選手が、東京ドームで行われたカブスとの開幕戦に「1番・指名打者」で先発出場、2安打を放ったが、話題を呼んだのはオオタニが捉えたその2つの打球についてだ。MLB公式サイトでは、同社のデータサイト「ベースボール・サバント」からの正確なストライクゾーンが確認できるが、大谷がヒットにした打球はいずれもストライクゾーンを大きく外れたボール球だった。3打席目での初ヒットは、高目に大きくハズレた137km/hのナックルカーブを強引に引っ張ってヒットにし、5打席目は、低めに大きくハズレた136km/hのスライダーをすくい上げて2塁打にした。大谷のこの理解不能な「悪球打ち」ヒットは、なぜ出来たのか。それは、MLBのデータ分析システム「スタットキャスト」に新たに追加された打者の「打席での立ち位置」と「ミートポイント」のデータ分析から、大谷が「悪球打ち」でもヒットにできた理由が判明した。パワーヒッターは、一般的にボールを自分の体より前、つまりホームベースより前で捉えるのが常識だが、中には、「ボールを後ろで捉える」強打者が存在する。アーロン・ジャッジ(ヤンキース)、フレディー・フリーマン(ドジャース)らが「ボールを後ろで捉える」強打者の代表格と言える。その中でも「MLBで最も後ろでボールを捉える」打者が大谷翔平であることが今回のデータ解析でわかった。MLBの平均ミートポイントはホームベースの先端から約6.0センチ手前にあるが、大谷のミートポイントはホームベースの先端から約9.4センチも深く、平均からなんと約15.4センチも後ろなのだ。この深いミートポイントこそが、大谷がボールを長く見続けられ、広角なヒッティングパワーを生みだせる秘訣であり、「悪球」=ボール球をヒットに出来る理由なのだ。