ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「大谷翔平はシロだ、英語がヘタだから」米連邦検察局。

ドジャース大谷翔平選手の通訳水原一平が起こした巨額の「違法賭博事件」、この事件の焦点となったのは、大谷翔平選手がVictim(被害者)だったのかAccessory(事件の加担者)だったのか⬆という論争だ。日本国内でもテレビのコメンテーターが「大谷クロ説」を力説したり、アメリカ国内でも大谷選手の事件への加担を疑う声が多く挙がっていた。そんな中、米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者が、このスキャンダルを担当していた米連邦検察局の捜査員に取材を行い、水原容疑者が大谷選手になりすまして大谷選手の口座にアクセスしていたと判断する「決め手」となったのは何だったかについて捜査員から直接聞き出している。「オオタニ」と名乗り銀行のセキュリティー質問にスラスラと回答し、大谷のプライベートな情報も提供し、口座へのアクセスに成功していた人物が、大谷選手本人では無いと捜査当局が断定した理由は「電話の主の英語は本当に流暢だった。このことから、普段、通訳を介して話していた大谷選手が、こんなに英語を上手に話せるワケはない」と判断し、「声の主が水原容疑者であると断定した」と捜査員からの説明があったという。大谷翔平選手がVictim(被害者)だったのかAccessory(事件の加担者)だったのかを米連邦検察局の捜査員が判断する決め手となったのが「英語を上手に話せない大谷選手」であったとは、結果的に a blessing in disguise (不幸中の幸い)だったと言えるだろう(笑)