エンゼルスの大谷翔平が、本拠地でのヤンキース戦の第3打席でメジャーリーグトップとなる42号HRを放った。ロイヤルズのペレス、ブルージェイズのゲレーロJrなどライバルたちが38号と猛追してくる中、4本差に突き放す一撃だった。初回の第1打席では、フルカウントで迎えた6球目をボール球だと確信して見送り、一塁へ向けて歩みを進めようとしたところ審判が ストライク をコールし見逃し三振に倒れた⬆。第2打席は2点を追う4回の先頭で再びボール気味の外角スライダーを見逃すとストライク判定で三振だった。さらに、第4打席も2ストライク1ボールから低めのボール気味の球で見逃し三振だ った。この日はホームランを除いて全ての打席で「見逃し三振」という判定結果に、米メディア『エンゼルスウィン』が、大谷に対して審判による疑惑の判定が続いている事について「この人たちは大谷翔平に何か恨みでもあるのか?」と指摘。続けて「もし誰かがMLBUA(メジャーリーグ野球審判協会)のように下手な仕事をしていたら、彼らは失業してもおかしくない」と痛烈に批判した。3日前の試合でも、大谷の右手首に150キロのボールが直撃し、あわや骨折という危険なシーンがあったが、審判は死球やファウルではなく大谷がスイング したと判定し、空振り三振でアウトになる場面もあった。メジャーの審判を次々に敵に回し続けてもメジャー記録を次々と塗り替えていく大谷翔平、アッパレである。