

メジャー現役最多453本塁打を誇るヤンキースの強打者ジャンカルロ・スタントン外野手が南米の野球王国コロンビアを訪れ、「野球を通じて子どもたちとふれあった」、とMLB公式Xが報じた。MLB公開の動画では、コロンビアの子どもたちから「ジャンカルロ、あなたは僕のヒーローです!」と出迎えられたスタントン。トスバッティングで子どもたちに「ナイス!」と声をかけて優しく指導する微笑ましい光景が流れた。そんな中、「あなたは、ショウヘイ・オオタニか?」とチビっ子の一人から突然尋ねられるシーンが⬆️、するとスタントンは「僕は投球はできないんだよ。だからそれについての答えはわかるよね」と、スマートな答え方をした。このやり取りをMLB公式Xは「コロンビアの野球教室に参加したチビっ子の一人が、スタントンを窮地に追いやる(笑)」とコメントを添えて紹介した。MLBを代表する強打者スタントンでさえ、強打者と剛腕投手の2刀流でプレイする大谷翔平をリスペクトしてることが、こうした場面からも伝わってくる。ヤンキースファンは、いまだにジャッジやスタントンと大谷翔平の「打者」としての能力ばかりを比較したがるが、ジャッジもスタントンもHRは打てても大谷のように160k/hの速球を投げる「投手」は出来ない事実を、スタントンが認めたように、素直に認めるべきだろう。