ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

どうして日本製リチウム電池は爆発しないのか?中国の疑問。

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中国では、電気自動車(EV)に搭載されているリチウムイオン電池が爆発し、炎上する事故が急増している。2021年は9月までで中国全土で1万件を超える発火事故が起きているという。そんな中、中国のメディアが10月に進水式が行われた日本の潜水艦「はくげい」について「潜水艦にリチウムイオン電池を搭載して、炎上したり、爆発したりする危険性はないのだろうか」と疑問を投げかけている。日本の電気自動車(EV)に搭載されているリチウムイオン電池は、過去に爆発事故を1件も発生させていない。日産のEV車リーフは累積販売台数が40万台を超えても爆発事故は皆無だ。中国でのEV車のリチウム電池による爆発事故が年に1万件に対して日本でのEV車は発売以来爆発事故はゼロ件、この差はリチウム電池の安全性確保のための姿勢が大きく違うからだ。日本のメーカーは、安全確保のために自社独自の評価法と独自基準を持ち、かつ 危険性についての「限界試験」を適用している。それに対し、中国ではこの「限界試験」をまったく行っていないのが実状なのだという。日本の自動車各社のハイレベルな安全基準や限界試験について聞かされると中国の技術者は「なぜそこまで必要なのか?」と疑問を抱くことがしばしばだとか。それで思い出されるのは中国にある世界初のガラスの吊り橋の崩落事故だ。観光客1人が、ガラスの床が強風で抜け落ち橋の上に取り残された事件。危険性より利便性優先の中国の開発技術はいつになったら改まるのだろうか(笑)