アメリカの非営利組織Consumers Union（消費者組合）の発行する月刊誌Consumer Reportsが、自動車メーカーの信頼性についての年間ランキングを発表した⬆。消費者組合の会員に過去 12 か月間で車両に発生した問題について質問、2000 年から 2023 年モデルまで33 万台以上の車両のデータを収集した。ブレーキのきしみ音や内装トリムの破損から、保証対象外で高価になる可能性があるエンジン、トランスミッション、EV バッテリー、EV の充電の問題などの重大な問題に至るまで、20 のトラブル領域を調査し、１〜100までのスコア（点数）で信頼性を評価した。その結果、1位：レクサス(トヨタの高級車ブランド)／79点、2位：トヨタ／76点、3位：ミニ(BMWの小型車ブランド)／71点、4位：アキュラ(ホンダの高級車ブランド)／70点、5位：ホンダ／70点、6位：スバル／69点、7位：マツダ／67点、8位：ポルシェ／66点、9位：BMW／64点、10位：起亜／61点、となった。日本人が憧れる車ベンツは、ベスト10内に入るどころか何と29位：メルセデスベンツ／23点だった。故障が少なく信頼性の高いメーカーとして１位〜７位までに６車種もランクインした日本の自動車メーカー、もう「ベンツやBMWに憧れるのは辞めましょう」（笑）
