ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

パラリンピック日本金2、金20で世界一の中国は、なぜ強い。

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東京パラリンピックが開幕して5日、日本は金メダル2個で世界ランク15位だ。しかし、お隣の国中国は金メダルがすでに20個、銀メダル12個、銅メダル19個合計で51個のメダルを獲得し、2位のイギリスや4位アメリカを大きく引き離してメダル獲得数で首位に立っている。前回のリオパラリンピックでも中国は、総数で239個のメダル(金107、銀81、銅51)を獲得。パラ4大会連続で金メダル数、メダル総数ともに世界トップに輝いていて、いまや障害者国際大会の表彰式で流れる曲は、中国の国歌ばかりなのだ。なぜ中国はこれほどパラリンピックに強いのか。中国国内には、テニスコートや体育館、400メートルトラックのある運動場、プールなどの水泳競技の施設など障害者専用のスポーツ施設が日本より遥かに充実している。さらに、中国の障害者スポーツ選手の強さで指摘されるのは「軍隊方式」と呼ばれるほどの厳しく、徹底した練習方法だ。施設では、時には午前、午後、夜の三部練習もこなす、その一方、メダルを獲得したときの報奨金もすごい。中国のあるパラリンピック関係者によると、金メダリストには「数千万円の報奨金が支払われる」という。それも「これだけの練習に耐えたのだから、当然の報酬だ」と選手たちは語っているという。オリンピックでも強いがパラリンピックでも強い中国、ホンモノの「スポーツ大国」と言えそうだ。