エンゼルス大谷翔平投手(26)が、対レイズ戦で第2打席でメジャートップタイに並ぶ今季10号となる2ランHRを放った。1-0の3回2死二塁のチャンスに、苦手とされてきた左腕フレミングの91・6マイル(約147キロ)の内角シンカーを捉え、右中間スタンドに2ランHRを打ち込んだのだ。スタットキャストによると打球速度107・6マイル(約173キロ)、飛距離428フィート(約130メートル)。これでJ・D・マルティネスとロナルド・アクーニャと並び大谷がメジャー本塁打数でトップに立った。エンゼルス球団公式ツイッターはWait, wasn't this dude pitching yesterday?(待って、この男は昨日登板してなかったっけ?)というコメントを付けて大谷翔平の10号ホームランを紹介した。昨日は、投手として6回を投げ無失点の好投を見せ今日はメジャートップに立つホームランを打つ、2刀流の活躍でメジャーファンを驚かせ続ける大谷翔平選手。米「ジ・アスレチック」の記者は「ナショナルズの右腕ストラスバーグが外野も守って週に何本かホームランを打つ姿を想像してみて欲しい。大谷は非現実的だ」とツィート。確かに「非現実的」な投・打2刀流での大谷選手の活躍、観てる側は、驚異的だと喝采を送るが、大谷が所属するエンゼルス球団の公式ツイッターが「待って、この男は昨日登板してなかったっけ?」と面白がるのは あまりに無責任過ぎないだろうか。リーグ最下位に低迷し、投・打で大谷翔平1人に頼り過ぎている感があるエンゼルス球団、日本育ちの「26歳の逸材」がオーバーワークにならない「起用法」に、もっと細心の注意を払うべきだ、と思いませんか。