ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

好投した大谷翔平をマッドン監督が「奇策」で足を引っ張った。

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エンゼルスの大谷翔平投手(26)が先発し、六回途中1安打無失点、与四球6、奪三振7。84球を投げてストライク47球、最速は161キロで防御率は2・41に上昇した。5イニング以下を投げて1安打以下、6四球以上、7奪三振以上で無失点に抑えた投手はメジャー史上、大谷だけ。同投手は4月20日のレンジャーズ戦でも4回を投げて1安打、与四死球7、奪三振7で無失点を記録しており、史上初の“快投”を1シーズンで2度やってのけたことになる。そして、2勝目の権利をもって交代したのに、味方が1点しか取れず救援投手が逆転を許して大谷は勝利を逃してしまった。実は、大谷の好投の足を引っ張ったのは、事もあろうにマッドン監督の「奇策」だった。3回の裏のエンゼルス攻撃の場面、2塁打とピッチャーの虚を突くバント成功でノーアウト1・3塁という絶好のチャンスで、次の打者にマッドン監督は尚も続けてバントさせるという「奇策」を命じたのだ。連続バントのサインに驚きの表情を見せた打者ウォードのバント失敗で3塁走者はホームインできず、それまでの良い流れが悪い流れへと変わり攻撃は1点どまりに終わってしまった。ノーアウトで1・3塁のあのチャンスに打者が普通にヒッテングしていれば大量点が生まれ、投手大谷翔平投手に勝ちが転がり込んできた筈だ。投手を外野に下げ、再度登板させる1試合2度登板の奇策で知られるジョー・マッドン監督、得意の「奇策」が好投する大谷の足を引っ張った格好だ。