ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

やっとわかった日本がコロナワクチン開発できなかった理由。

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コロナワクチンの接種率の高いアメリカやイギリスでは、急速に感染発症者数が減少し、マスクを外してカフェで談笑する市民の映像を見せられる度に、「緊急事態宣言」にいまだに縛られ、コロナ禍の出口が見えて来ない日本人には歯がゆいばかりの光景だ。世界的に頭がいいとされてきた日本人がなぜコロナワクチンの開発ができなかったのか、その理由についてマスコミ報道でも一切語られて来なかったが、ようやく日本ウイルス学会理事長で、大阪大学感染症総合教育研究拠点の松浦善治特任教授⬆が「文春オンライン」のインタビューで日本がワクチンを開発できなかった理由について専門家の立場からわかりやすく説明してくれた。「日本で接種が始まっているファイザーが開発したmRNAワクチンは、じつは以前から、日本でも開発に向けた研究が行われていました。しかし、研究費が継続されず、研究そのものが立ち消えになってしまったため、たとえ試作品は作れても、スピーディーに治験(薬やワクチンの有効性や安全性を検証する試験)をして、大量生産する体制が作れなかったのです」「ファイザーなどと同じmRNAワクチンの開発に第一三共と東大医科学研究所が取り組んでいますが、製品化される頃にはファイザーやモデルナの既存ワクチンを多くの国民が接種し終えていることでしょう。せっかく出来上っても、ウイルスの流行期に間に合わないかも知れません」。日本医学会のこの体たらく、実に情けない限りだと思いませんか。