ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

コロナ後のトランプ氏、ステロイドで頭おかしくなった。

f:id:gunjix:20201019190014j:plain

コロナに感染しわづか3日間の入院で退院した後、トランプ氏はコロナ危機対策として、約170兆円の予算措置を提案したが、民主党のペロシ下院議長との折衝が難航、するとトランプ氏は「民主党との交渉は大統領選挙後まで延期する」と一方的に話し合いを打ち切ってしまった。これに対し、怒り心頭のペロシ氏は、「強いステロイドのせいで、大統領の心理が侵されているのではないか」と強く非難した。ペロシ氏が言うようにトランプ大統領は、コロナ感染からわずか3日で退院するために、強いステロイド剤を使用した。強いステロイド剤には精神の高揚や落ち込み、さらに認知障害などの副作用があり、大統領として正常な判断ができるのかどうかに疑問が生じる。これは、アメリカと世界にとって選挙戦よりも重大なテーマである。なにしろ人類を滅ぼすだけの核ミサイルのボタンを今もトランプ大統領は握っているのだから。ステロイドは、副腎(両方の腎臓の上端にある臓器)から作られる副腎皮質ホルモンの1つで、ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われている。しかし、副作用も多いため、注意が必要な薬なのだ。トランプ氏のコロナ感染3日間の投薬治療は通常行われるものとは大きく異なり、強ステロイド剤であるデキサメタゾンを始め、まだ治療効果が実証されていない「ポリクローナル抗体カクテル」が投与され、さらにコロナ感染症治療薬として認可されたレムデシビルは複数回使われた。その他、亜鉛、ビタミンD、ファモチジン、メラトニン、アスピリンを毎日服用しているという。こうなると、ステロイド剤の影響がどうこうという以前に、クスリ漬けのトランプ氏が世界で最も過酷な大統領選挙戦を戦う健康状態にはないことは明らかだろう。