ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「トランプの演説は退屈」と居眠りした11歳のトランプ君。

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先週行われたアメリカ議会でのトランプ大統領による「一般教書演説」。「私が就任して24ヵ月経った今日、(我が国は)急速に進歩し、われわれの経済は世界の羨望の的なのです。軍は地球上で最強です。アメリカは日々、勝利しています。そしてアメリカは日々勝利しているのです。議員の皆さん、アメリカは強力なのです。我が国は活気に満ち溢れ、経済はかつてないほど繁栄しています」と相変わらずの自分の政権の正当さを強調するだけの退屈な中身で夜9時に始まった演説は居並ぶ国会議員の心に響かないまま82分にも及ぶ歴代3位のダラダラ演説となった。そんな中、テレビの中継画面に映し出された傍聴席でトランプ君11歳が「爆睡」する姿(上の写真)がツィツター上で大きな話題を呼んだ。彼は大統領と同じ名前のため学校でイジメにあっていて、学校でのイジメ撲滅に取り組んでいる大統領のメラニア夫人の招待を受けこの日の一般教書演説の傍聴席に座っていたのだった。自分と同姓の大統領のあまりにも退屈な演説に眠気を誘われ「爆睡」してしまったその姿にツィツターでは「11歳のトランプは私が支持できるトランプだ」「トランプ君はすべての国民の気持ちを代弁した」など多くの人が11歳のトランプ君こそ反トランプ派による「抵抗」の象徴だと称賛したのだ。自作自演の自慢話に終始した1時間半以上に渡る演説をしたトランプとそのあいだ眠ったままだったトランプ君、2人の好対照な姿はまさに「自由の国アメリカ」を象徴する光景だったと言えるかも知れない(笑)