ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「どん兵衛」のCMを見続ければタダ、Win-Winの0円タクシーはいかが?

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12月5日から都内でタダで乗れる「0円タクシー」が登場した。なぜタダで乗れるのかと言うと、タクシー乗車中、利用客のタクシー代を代わりに負担してくれるスポンサーのCMを見続けなければならないからだ。「0円タクシー」の車体にはスポンサーの広告ラッピング、クルマの内装も企業名や商品名だらけ、はたから見ても乗客がタダで乗ってる事がひと目でわかるタダ乗りタクシーなのだ。この「0円タクシー」の最初のスポンサーになったのが日清食品、名付けて「どん兵衛タクシー」。車体にはインスタントラーメン「どん兵衛」のひときわ目立つレッドカラーの商品ラッピング、ドアを開けると乗車中に流されるCM専用のディスプレイがお出迎え(上の写真)。「タダなんだからやむを得ない」と思うのか「タダだけれどコッ恥ずかしい」と思うのかは利用客次第。つまりは日清食品のラーメンPRカーに乗って宣伝の手伝いをすることを「良し」とするかどうかという問題だ。商品宣伝の片棒を担いでその代わりにタダでタクシーを利用するいわゆる企業スポンサーと利用者のWin-Win の関係が生まれるという「0円タクシー」。よく考えてみれば有料で見るNHKと違ってCMのおかげでタダで見られる民放テレビと全く同じ発想だ。テレビCMのスポンサーがどんどん減っている時代に登場したCMだらけの「0円タクシー」、当初は50台でスタートするらしいが、2年後のオリンピックに向けてさらに沢山の「0円タクシー」が都内中を走り回ってくれれば、世界に向けての観光都市「Tokyo」での移動手段として、大きな「目玉」になれるかも知れない(笑)