ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

平成が終わる。パスポートは西暦なのに「元号」をナゼ欲しがるのか。

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師走に入ってから「平成最後の」と銘打った催しがあちこちで見受けられる。「平成」の元号が消えることは日本人にとってそんなに大きな出来事なのだろうかと思ったら、意外にも日本人には「元号」にこだわりを持つ人が多いことが読売新聞の全国世論調査で判明した。「普段の生活や仕事で元号と西暦のどちらを使いたいですか」と尋ねると、「元号を使いたい」人が50%、「西暦を使いたい」人が48%とほぼ同じ割合であるという。年代別でみると、40歳代以下では「西暦」派が多く、50~60歳代では「元号」派と「西暦」派はほぼ同じ割合。70歳以上では「元号」派が60%を超えている。 ちなみに元号を「平成」に改元した30年前1989年1月の同じ調査では、全体で「元号」派が64%、「西暦」派はわずか28%だったそうだ。平成30年の間に、「 元号」派が減少し「西暦」派が増加したという事になる。キャッシュカードで求められる生年月日の年号は「西暦」 パスポートの表示も「西暦」と世の中の表示が「西暦」表記へと変わりつつあるという時代に、なぜ「元号」表記が必要なのか。そもそも「元号」が新天皇即位に合わせて改められるようになったのは明治時代以降からの事でそれ以前は天皇の代替わりの際だけでなく大きな吉事や厄災がある度に改元したり、民衆は「干支」を年号変わりにしていたというように年号は実にいい加減な「定まり事」であったと言う。たかだか150年前の明治以降に定められた年号の「しきたり」を大事にしたいのか西暦で十分だとするのか、あなたはどっち派ですか?