ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ローソンよ謝礼はどうした?南極隊員が命名の「悪魔のおにぎり」パクった問題。

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ローソンが10月に発売した新商品「悪魔のおにぎり」110円が売れに売れて12月はじめに販売個数1000万個を突破し、おにぎり界の絶対王者と言われてきた「ツナマヨおにぎり」の売上さえも上回ったという。これにより「コンビニおにぎりの歴史を変えた」とまで評されれいる「悪魔のおにぎり」、実は、発売3ヶ月前の7月テレビ番組で元・南極調理人綿貫淳子さん(上の写真)がこのおにぎりの名付けについてのエピソードを紹介したそのまんまをパクったネーミングなのだ。かつて南極観測隊員のための調理を現地で担当していた綿貫さんは「南極では、夜、余ったご飯にその他の残ったものを入れて、おにぎりにするということをしていました。深夜になってからお腹がすいた人(隊員)が取りに来て食べるんですけど、『食べると後悔するんだよな、でもウマいから食べちゃうんだよな』って、迷いながら手に取るわけですよ。 私の感覚としては、『たぬきのおにぎり』を作ったつもりが、他の隊員が『悪魔』って名前をつけたのです」と「悪魔のおにぎり」というネーミング誕生について語っている。このおにぎりのルーツは料理好きなら誰でも知っているたぬきうどんの天かすを使った「たぬきおにぎり」、綿貫さんが発明したおにぎりではないが、ローソンがパクったのはそのネーミング、南極観測隊員の1人がつぶやいた「悪魔のおにぎり」の名称をそのまま盗用しているのだ。恐らくはじめにこの言葉を耳にした綿貫さんは「悪魔のおにぎり」を商標登録しようとは考えなかっただろうし、抜け目のないローソンがすでに商標登録してるかも知れない。しかし、このネーミングのお陰で1,000万個も売上たのは紛れもない事実、ローソンは「悪魔のおにぎり」を紹介してくれた綿貫さんと最初にこの名前をつぶやいた南極観測隊員に知らんぷりを決め込まずにそれ相応の「謝礼」をすべきだと思うけど、あなたはどう思いますか(笑)