NY9.11同時多発テロの首謀者ウサマ・ヴィン・ラディンは、米軍特殊部隊シールズの手によって6年前に殺害された。9.11の悲劇が起きてから足掛け10年、アメリカCIA(中央情報局)が執拗に追い続けた挙句の殺害成功だった。所在がなかなか掴めないヴィン・ラディンの居場所を突き止めたのは「連絡係」をする男を追跡することで成功した。核によるテロを計画する北朝鮮の金正恩もヴィン・ラディンと同じ運命を辿ることが予想される。まず、居場所を突き止めるのは山岳地帯を逃げ回っていたヴィン・ラディンよりははるかに容易だろうし、居場所を特定したら特殊部隊シールズの出番だ。レーダーに映らないステルスヘリ「ブラックホーク」で近づきロープを伝って金正恩が潜む建物へと降下して特殊部隊員数名で急襲する、というヴィン・ラディン殺害とまったく同じ方法だ。アメリカ軍は1人の死者も出さずにヴィンラディンの殺害を遂げたように訓練された特殊部隊シールズは確実に金正恩を殺害するだろう。先日、化学兵器による住民への違法攻撃を行ったシリアを制裁するために沖合の駆逐艦からミサイルを撃ち込んだアメリカの軍事行動を「恐るるに足りず」とうそぶいて見せた金正恩だが、今日のニュースで米空母カール・ビンソンが北朝鮮の海域へ向かったという報道があった。しかもこのカール・ビンソンにヴィン・ラディンを殺害したあの特殊部隊シールズのメンバーが同乗してるというのだ。アメリカ軍による金正恩の「斬首作戦」のカウントダウンがいよいよ始まったと言って過言ではないだろう。