ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「ショウヘイは優勝へ導く救済者モーセ」、ムーキー・ベッツ。

ドジャースの大谷翔平選手が、ロイヤルズ戦で2試合連続本塁打となる29号先頭打者弾を含め、3打数2安打2打点でチームの5連勝に貢献した。1回初対戦のキャメロン投手のチェンジアップを捉えると、飛距離429フィート(約131メートル)の打球は、きれいな放物線を描きながらライトスタンドの奥にある名物噴水の中に着弾した。キャリア最多を更新する今季8度目となる先頭打者ホームランは、ナ・リーグTOPを行く29号ソロ。ここ5戦で4発とHR量産モードに突入し、5年連続30発超えにも王手をかけた。試合後、ロバーツ監督は大谷について「もう褒めるために形容する言葉が足りない。本当にすごいとしか言いようが…。打撃でも投球でもチームに大きな影響を与えて、ファンやメディアからの期待も背負ってそれを当然のようにこなしてしまう。こんな選手は今まで見たことがない」と絶賛、この日の決勝打を放ったムーキー・ベッツ選手は、ヒーローインタビューで、神の命令によって奴隷だったヘブライ人を率いて「約束の地」にたどり着いた救済者モーセに例えて「ショウヘイの背中に乗って、約束の地(優勝)に我々を導いてもらう」と語った。いよいよ「神がかり」にまでなった感のある大谷翔平選手、ワールド・シリーズ連続優勝に向かってさらなる活躍を期待したい。