ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「憧れるのを辞めましょう」の大谷翔平が、「憧れ」になった。

MLBのデータサイト「ベースボール・レファレンス」が12月12日、全米50州で最もページが閲覧されたMLB選手を発表した。ドジャースへの移籍が決まった大谷翔平は、米国50州のうち37州で閲覧数がトップとなった。大谷に続いて2位にランクされた選手は2人、ナ・リーグMVPのアクーニャJr.が本拠地アトランタがあるジョージア州と隣のアラバマ州、2年連続首位打者のルイス・アラエスが昨年まで在籍していたツインズの本拠地ミネソタ州と隣のノースダコタ州と2人ともわづか2州でトップになっただけだった。大谷の閲覧数が断トツで多く、人気や注目度でも全米を席巻していたことを裏付ける結果となった。さらに、大谷の争奪戦で最後まで候補に挙がっていたブルージェイズの本拠地カナダのオンタリオ州でも大谷の閲覧数が最も多く、そのカナダでは10州すべを大谷が制覇した。「ベースボール・レファレンス」の公式X(旧ツイッター)は「2023年はショウヘイ・オオタニの年だった」と大谷に最大の賛辞を贈った。9ヶ月前のWBC決勝直前のミーティングで、勝つためには「メジャーのスター選手に憧れるのは辞めましょう」と日本チームを鼓舞した大谷翔平選手、その9ヶ月後にメジャーで一番「憧れられるスター選手に大谷自身がなったことは、まるで夢のような出来事に思われる。