ロッテからポスティングシステムによるMLB挑戦を容認された佐々木朗希投手(23)が、メジャーのどの球団に行くのか、いま注目されている。ロッテがポスティングによる移籍手続きの開始を発表すると、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のクリス・キルシュナー記者がすぐさまこれを引用し、次のようにポストした。「日本のスター投手、ロウキ・ササキがメジャーリーグにやって来る。ヤンキースが熱心にスカウトしているが、ドジャースが最有力候補と見られている」。 そんな中、ダルビッシュ有投手が所属するパドレスも有力候補に急浮上、なぜなら、佐々木はWBCでダルビッシュ投手と親密な関係を築いており、それがパドレスにとって獲得の面で有利になるかもしれないと注目されているからだ。佐々木は尊敬するダルビッシュ投手とWBC後もひんぱんに連絡を取り合ってきている間柄。ダルビッシュも佐々木投手のMLB挑戦を後押しし、かつて音声アプリで「佐々木君までドジャースに行ったら僕は泣きます。パドレスに来るんだったらOKです」と冗談交じりに呼び掛けるなど、同地区ライバルのドジャースを佐々木朗希と共闘して倒したい思いをのぞかせている。はたして、佐々木朗希投手は、ダルビッシュ先輩を泣かせる行先を選ぶのか、今から注目だ。