ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

マリリンモンローを鼻であしらったジャクリーン・ケネディ。

31歳の若さでアメリカのファーストレディ(大統領夫人)となったジャクリーン・ケネディ。1961年上院議員の夫、ジョン・F・ケネディが大統領選に当選しファースト・レディとなっても、「ファースト・レディなんて呼ばないで。まるで競走馬の名前みたい。ミセス・ケネディと呼んでちょうだい」とファーストレディらしく振る舞うことを拒絶し、自分のスタイルを貫き続けたジャクリーン夫人。また、ジャクリーンは、魅力的な男性が色を好むのは当然だというオープンな考えを持っていて、女性関係の噂が絶えないジョンFケネディとの結婚を周囲から反対されても耳を貸さなかったが、イザ結婚してみるとジョンの浮気グセは度を越えたものだった。とりわけ、夫ジョンの浮気相手のひとりとして噂となっていたのが人気女優のマリリン・モンロー。ジョンの45歳のバースデーパーティーで「ハッピーバースデー、ミスター・プレジデント」とモンローが歌った話はあまりにも有名だ。そんなある日、マリリンがホワイトハウスに電話をかけ⬆、ジャクリーン夫人に「ジョンはあなたと離婚して私と一緒になるわ」と伝えると、彼女は「あらそう。ではあなたがファーストレディとなってホワイトハウスのすべてを取り仕切るのね」と冷静に言い返したという。マリリンはあくまで夫の浮気相手のひとり。自分のようなファーストレディが務まるほどの器量はないと、ジャクリーンは鼻にもかけなかったという。