ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

米国はレディファーストの国では無いとわかった。

米紙「ワシントン・ポスト」が、日本で増えつつある料理教室に通う年配男性について特集した。定年後妻に家事の分業を提案され、自主的に料理教室に通うようになった吉田さん。長年連れ添い、ずっと家事を行ってくれた妻を驚かせ、手助けをするために教室に通うようになった矢野さん。旅立った妻がかつてそうしてくれたように、成人した子供たちに料理をもてなし、実家でくつろいでもらうために教室に通い始めた金子さんの3人が紹介されている。この記事を見たアメリカの主婦の反応。「いわゆる「女性の仕事」から目を背けるんじゃなく、自ら学ぼうとする姿勢が本当に素晴らしい。アメリカの男性たちは見習いましょう」「男性が家事をする姿がいかに魅力的なのかを、そろそろ我が国の男性たちは気づくべき時なのよ」「素敵ね。何歳になっても学ぶ事は出来る。そして思った。アメリカの男性たちに同じ事が出来るだろうかと」「アメリカに男性専用の料理教室の支店はないのかしら?」。我々日本人がイメージするアメリカの一般的な家庭像は、「夫は家事を分担し、女性への気配りやレディーファーストのマナーを心得ている」と思いがちだが、実際はそうでは無いようだ。米国労働統計局の米国人の「生活時間調査(2015年実施)によれば、家庭内における家事にかける時間のシェア率では、妻が夫の2倍近く家事をしていることがわかったという。レディファーストではなく亭主関白が多いアメリカの家庭、イメージとは違う意外すぎる結果に驚かされる。