ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

空に浮かぶ巨大な顔の気球、漫画「首吊り気球」をパクッた。

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東京の空に巨大な顔が突然現れた。国立競技場にほど近い代々木公園の上空に現れた人の顔(⬆上写真左)。SNS上では、「巨人がいる」「顔が浮いている 」などの声が相次いだ。実は、これ、1週間後に迫った東京オリンピックを文化の面から盛り上げようと企画されたもので、現代アートチーム「目」による「まさゆめ」という作品だ。年齢や性別、国籍を問わず世界中から広く募集した「実在するひとりの顔」を東京の空に浮かび上がらせたという。巨大な気球に人の顔を描く、というアイデアはなかなか面白いと思ったら、このアイデアは漫画家伊藤潤二のホラー漫画「首吊り気球」(⬆上写真右)のパクリだという話がSNS上で飛び交っている。「まさゆめ(製作者)の人は、中学生の頃見た夢がヒントとの事。ホラー漫画の巨塔伊藤潤二先生の『首吊り気球』を読んで寝たのだろうか」「東京の空に浮遊する巨大な顔、アート集団『まさゆめ』が伊藤潤二『首吊り気球』酷似で大不評「許可得てるの?知らないわけない」「首吊り気球という現代アートが伊藤潤二先生という時代に追いついた瞬間なのか!?」「アーティストが理由をあとづけする場合が良くあるが、まさにこれがその例だろう。というか、伊藤潤二先生の『首吊り気球』のリアル化にしか過ぎない。先行作品をちゃんと調べたのか、アートとは先ずそこからだろう」。日本のアートを代表する集団に起きた「パクリ疑惑、我が国のアートのレベルは、この程度のモノなのだろうか。