ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

地上から見えない世界遺産の「前方後円墳」、高さ300mの展望台で解決。

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世界遺産に決定した大阪の「百舌鳥・古市古墳群」、その一番の目玉が、エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵とともに世界三大墳墓の一つに数えられる「仁徳天皇陵」だ(⬆上の航空写真)。最大長さ840メートル、最大幅が654メートルもあり、地上からは全体を見ることが出来ず航空写真でしか古墳のカタチを見れない日本一巨大な「前方後円墳」だ。この古墳を平地から見ようとしても、あまりに巨大過ぎるためにただの緑豊かな小高い丘にしか見えず、「前方後円墳」の全景を見たくて現地を訪れる観光客はガッカリして帰っていってるのが現状だ。巨大な「前方後円墳」の全体を肉眼で眺めるためには、大阪のシンボル「あべのハルカス」と同じ程度の高さ300mの展望台が必要だ。政府は東京オリンピックが開催される来年度の訪日観光客数を4,000万人と見込んでいるが、訪日観客誘致の目玉として今回あらたに世界遺産に登録された「仁徳天皇陵」をぜひPRすべきだろう。先日の大阪サミットではコンクリートで復元された「大阪城」を歴史遺産として世界の首脳たちに紹介していたが、1500年前の5世紀頃に造られた本物の日本製ピラミッド「仁徳天皇陵」こそ、日本の歴史を物語る上で大阪最大の「観光資源」となる筈だ。「仁徳天皇陵」の全景をひと目で見渡せる「展望台」の設置こそ、海外からの観光客誘致の「起爆剤」になるに違いない。政府や大阪府が日本のピラミッド「仁徳天皇陵」の全景を見渡せる展望台設置に果たしてすぐに動くかどうか、注目だ。