ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「2段階認証って?」7Pay社長の「脆弱性」がバレた不正アクセス。

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セブンイレブンでのスマホ決済サービス「7pay(セブンペイ)」の利用者が、第三者による不正なアクセスの被害を受けたことが判明した。悪意のある何者かがなんらかの方法で「7pay」利用者のアカウントにアクセスし、本人になりすまし、登録されたクレジットカードおよびデビットカードを通じてチャージを行い、セブン‐イレブン店舗で商品を勝手に購入してしまうというスマホ決済利用者にとってはショッキングな事件が起きた。緊急の記者会見を開いたセブンペイの小林社長は、質疑の中で、今回の不正アクセスの原因となった「2段階認証」が無かったことについて、記者から尋ねられると「2段階認証??」と、セキュリテイの基本である「2段階認証」を社長でありながら知らない様子で、しどろもどろになったのだ。スマホ決済で普通に行われている「2段階認証」という安全対策の基本を、セブンペイのトップが把握していないことは瞬く間にネット上で拡がり炎上した。この緊急記者会見から一夜明けるとセブンペイは、一転して「2段階認証」を導入すると発表、セブンHDの広報担当者はセキュリティの「脆弱性」が課題であると認識し、セキュリティーを一層強化することにしたと説明した。7月1日に開始したセブンペイのスマホ決済サービスは7月4日までのわずか4日間で被害者の数は約900人、被害額は約5500万円に上っている。いまさらセブンペイが気付いたセキュリティの「脆弱性」の原因は、経営トップである小林社長本人に「脆弱性」があったからだ、と言えないだろうか(笑)