衝撃的なニュースが飛び込んできた。エンゼルスは大谷翔平投手(24)が磁気共鳴画像装置(MRI)検査の結果、右肘の内側側副じん帯に新たな損傷が発覚し、じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を勧められたと発表した。6月と同じグレード2の損傷だ。これによって大谷翔平選手はトミー・ジョン手術をすることが確定的になった。トミージョン手術から再び投球ができるまで回復するにはおよそ18ヶ月かかるという。ということは来シーズンは完全に棒に振って2年後の東京オリンピックの年に26歳の大谷選手の2刀流を再び見れることになる。これでメジャーのレジェンドイチロー選手の引退試合となるマリナーズ対エンゼルスの来シーズン東京ドームでの開幕戦でのイチローVs大谷選手との対決は夢となってしまった。幸い、その翌年に開催される東京オリンピックでは復活種目として野球が予定されており、メジャーリーガーの参加の可能性も見えてきている。大谷選手がこのオリンピックの舞台でトミージョン手術から完全に快復した姿で「侍ジャパン」の一員としてその勇姿を日本のファンに見せてくれるに違いない。その時、大谷選手は26歳、イチロー選手がメジャー入りしたのが28歳だったことを思えば、トミージョン手術で1年半を棒に振ることなどまったく問題のない話だ。今シーズンも残り3週間。新人王確定の20HRまであと2本、その後の大谷選手のトミージョン手術の成功を日本人ファンとして祈ろうではないか。