ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

なぜこの時期に?トランプのスキャンダル暴露は作戦通り1か月前に行った。

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大統領選挙まであと1カ月になったこの時期に、ドナルド・トランプの女性蔑視の発言が公になった。これを受けて支持母体である共和党の幹部議員の多くが選挙ではトランプには投票しないと口を揃えたのを始め、一般大衆に直接的な影響力を持っている有名な俳優であるロバート・デニーロがテレビの画面に向かって下品な言葉でトランプを罵しったというニュースがテレビの画面に大写しされている。残り1カ月でこのスキャンダルを消し去ることは当然無理だし、トランプのイメージ回復は絶望的な状況に陥ったといって良い。なぜ、こうなったのか?素人にはわかりにくい話かもしれないが世の中にはニュースを作り出す、という特殊な商売をする会社があるのをご存じだろうか。例えば、銀座通りに像を走らせるという仕掛けをすれば当然ニュースになって報道される。ショックに強い腕時計をヘリコプターから落として、壊れないのをニュースとして報道してもらう、と言う具合だ。こういう仕掛け人を当然ヒラリー陣営が雇っているのは選挙のプロであれば当然である。今回のトランプの女性蔑視発言はかなり以前にヒラリー陣営は掴んでいた筈である。仕掛け人のプロたちはマスコミへ流すタイミングを計っていたのだ。さらに暴露した直後に、ロバート・デニーロに罵り発言を高額なギャラで依頼したのだと思われる。この完璧なシナリオでドナルド・トランプは投票日を待たずに葬り去られたのである。結局の所、彼は、戦術に長けた政治家ではなく選挙に勝つための戦術を知らないド素人だった、ということになる。