
この夏、日本列島では観測記録を塗り替えるような猛暑日が頻発している。だが、昨年も今年も夏になると恒例だった「節電要請」が一切出ていない。その理由は、経済産業省によると、「すべての地域で安定供給に最低限必要な3%以上の『予備率』の電力を確保できてる」からだという。近年、電力の安定供給が実現するようになったのは「太陽光発電」などの再生可能エネルギーが普及したからだ。我が国の太陽光などの再エネ電力比率は2021年度で、約20.3%で再エネ発電設備容量は世界第6位、太陽光発電量は世界第3位となっており、国土面積あたりの日本の太陽光導入容量は先進主要国の中で最大級を誇っている。我が国の電力供給の構成は、原子力をベースに、石炭・石油・天然ガスなどの火力を上乗せし、日中のピークは太陽光発電で稼ぎ、日が暮れてきた夕方は水力で足し、供給量の調整は出力が制御しやすい天然ガスで行っている(⬆️グラフ参照)。東日本大震災の原発事故から10数年、日本は電力供給に苦労し続けてきたが、太陽光発電がこの10年の間に全国的に普及して電力供給の戦力のひとつになってきたことで、ようやくこの2年ぐらい夏場の「電力不足」を凌げるようになってきたというわけだ。「太陽光発電」の夏場の電力不足を補うパワー、あなたの住まいには採用してますか?