岸田文雄首相の長男で秘書官を務める岸田翔太郎氏が、昨年12月30日に首相公邸で親族一同を集め、公的なスペースで記念撮影などに興じていたというスキャンダル。岸田家の親戚あわせて10人以上が首相公邸に集まり、忘年会が開かれた際、親戚の気安さゆえか赤じゅうたんの敷かれた階段に(首相の甥が)寝そべっている写真(⬆左下)や新閣僚がズラリとひな壇に並ぶ様子をマネた親戚一同の集合写真など、やりたい放題の画像が、「週刊文春」に掲載されたのだ。騒ぎが大きくなる中、この忘年会に岸田首相夫妻も参加していたという写真(⬆上右)まで追加で出てきたのだ。岸田首相は素足に寝巻き姿の上にダウンベストを着たリラックスモードで、この忘年会に参加していた様子が伺える。ところで、首相の親戚だけのプライベートな集合写真なのに、なぜ「週刊文春」にリークされたのだろうか。画像を見ればわかるが、いずれもが手持ちのスマホを使って撮影されたものばかり。つまり、この写真を撮影した本人がすすんでスマホの画像を公開しない限り「週刊文春」の手に渡ることはあり得なかったのだ。現在のところ、集まった親戚の内のひとりがどうやらリークしたようだと報道されている。つまり、岸田首相は、信頼していた親戚の中の1人が、首相公邸でのバカ騒ぎを他人に自慢したくてスマホの写真を見せびらかすなんて、想像もしなかっただろう。油断は大敵である(笑)