ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「イッテQ」のやらせは誰も傷ついていない、みんな楽しんでいたハズ?

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日本テレビのバラエティ番組「世界の果までイッテQ」の中で東南アジアのラオス現地で毎年行われているお祭りだと紹介された「橋祭り」が、実際には番組制作のために企画された「ヤラセ祭り」だったと週刊文春がすっぱ抜き、大騒ぎの挙句にとうとう日テレ社長が「お詫び」の謝罪会見まで行った(上の写真)。たかがバラエティ番組の中でのヤラセ演出にこれほど大騒ぎすることもないだろうにと思っていたら、あるテレビ番組でタレント内山信二がこの問題について語っているこの問題の「核心をついた」コメントと出会った。「(ヤラセで)誰も傷ついてないじゃないですか。誰も傷ついてなくてみんな楽しんでるわけだから、いいんじゃないのかな」そして自身が海外ロケ先のカンボジアで体験したヤラセ話をついでに披露、「ホームステイ先を自分で探してくれって言われて、5軒目行ったところでお父さんがピンマイク付けてましたからね」「そういうのを踏まえてテレビを楽しんでもらいたいな。なんで人気ある番組を叩こうとするのかな」彼の意見は高所から見れば明らかに間違っているのだが、彼の言う「テレビを楽しむ」という観点から捉えれば今回のヤラセも許される範囲の話ではあるかも知れない。「誰も傷ついていなくてみんな楽しんでいた」のは確かな事実なのだから。週刊文春が売れるための話題作りにテレビの人気番組「イッテQ」のアラ探しをしたというだけの話だったのがこれだけの騒ぎにまで発展するとは、祭りをヤラセだと暴いた文春の記者にとっても意外過ぎる結果だったに違いない(笑)