ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

徳井の脱税事件、青汁王子が「差別だ」と叫ぶのはもっともだ。

f:id:gunjix:20191024171512j:plain

お笑い芸人チュートリアル徳井義実の1億円超の申告漏れと所得隠し問題に対して、「青汁王子」と呼ばれ、約1億8千万円を脱税したとして法人税法違反などの罪に問われ今年9月に懲役2年、執行猶予4年判決を受けた三崎優太氏が、ツイッター投稿で自分と徳井の扱いについて「国税はあまりに不公平で差別的だ」とツィートした。青汁王子の三崎氏は、徳井のケースでは修正申告だけで済ましたのに、自分は逮捕され懲役2年の判決だったことに「なぜここまで違うのか」「すべては上級国民(国税)のさじ加減なのか」とツイート。「(徳井がした)1円も納めない無申告が一番悪質ですよ」と批判し、「板東英二さんの時(徳井より少ない5000万円の所得隠し)はあんなに叩かれたのに、この差はなんだろう」と提起している。たしかに、これは明らかな国税による差別だというのは、青汁王子と徳井のほとんど変わらない脱税額を比べてみてもよく分かる(⬆上の写真参照)。青汁王子が言うように脱税を調査する調査官のさじ加減ひとつ、つまり心象を良くすることで徳井のように修正申告で脱税分を納めるだけで無罪放免になれたのに、青汁王子は修正申告した脱税分の金額を納めた上にさらに懲役判決を受けたのだから、不平不満を口にすることもうなずける。つまりは、税務調査官の心象をトコトン悪くした青汁王子の傲慢な態度と、税金に対して無知な徳井の素直なお詫びの姿勢の違いが、こうした差別を生んだと言えるのかもしれない(笑)