ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「人生は運で決まる」東大医学名誉教授・養老孟司。

著作「バカの壁」の大ヒットで知られる東大医学部名誉教授の養老孟司先生(88)が、自分の戦争体験について語った。「戦争中、2人で歩いていて、機銃掃射があって隣のやつに弾が当たって死んだけど、自分には当たらなかった、なんてことは、ごく普通にありました。そうすると、弾は人を選んでいないってことが、わかるんです。戦場でも同じでしょ。隣のやつは戦死したけど、自分は生きてる。そういうことを経験するとね、『人生は運だ』って、よくわかるんですよ」。弾丸は人間の性格や努力、善悪に関係なく飛んでくる。たまたま右にいたから生き残り、左にいたから死んだ。「生きているのは、能力があったからではなく、ただ運が良かっただけだ」という強烈な体験が、養老先生の思考の土台に深く刻まれているという。現代の教育や社会は「自分の人生は自分のもの」「努力して自己実現しよう」と教え過ぎていると養老先生は言い、「私たちは生まれてくる国も、時代も、親も、自分の肉体も、何一つ自分で選んでいません。すべて「与えられた運」からスタートしています。それなのに「すべて自分の実力だ」とか「思い通りにならないのは努力が足りないからだ」と考え過ぎるから、現代人は生きづらくなり、他人に不寛容になってしまう」と養老先生は指摘する。「なるほど」と思いませんか?