中國が核実験中止の懸命の説得を続けている中、今日また北朝鮮はミサイルを発射し、発射直後に爆発しまたしても発射失敗に終わった。前回に続き発射直後の爆発はアメリカ軍によるサイバー攻撃によるモノと言う説が有力だが、アメリカは対北朝鮮攻撃の最高機密を明かすわけもなく、一切このことについてはコメントしていない。このミサイル失敗の報を受けたアメリカのトランプ大統領はさっそくツイッターで反応を見せた。「北朝鮮はまた失敗に終わったがミサイルを発射し、中国と私の敬愛する国家主席習金平氏に対して無礼を働いた。最悪だ!」このたった4行のツイートに込められたトランプ大統領の狙いはもちろん中国の習金平国家主席への言葉巧みなプレッシャーだ。「敬愛する習主席よ、何をグズグズしているのか、早く石油を止めなさい。」という遠回しのメッセージなのである。中國は北朝鮮の生命線である石油のパイプラインを僅かばかりコックを捻って供給量を制限しているがトランプ大統領はそんな措置を「生ぬるい」というわけだ。パイプラインのコックを完全に捻って石油を止めてしまえば3日後には戦闘機や潜水艦や戦車など北朝鮮軍の全体が完全に機能マヒに陥ってしまうとされている。中国はわずかな石油の供給削減でお茶を濁そうとするが、それをトランプ大統領は許さない。トランプ大統領からのTwitterの内容は当然中国は日々注視している。中国習金平主席はこれにどう反応するのか、見ものである。