ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

鼻をほじくるクセの人は認知症になりやすい、はホントだった。

鼻をほじくるクセのある人は認知機能や記憶力の低下をもたらすアルツハイマー病のリスクの要因になるという話は、俗説やデタラメのように思っている人が多いようだ。しかし、オーストラリアのウェスタンシドニー大学の医学研究チームが、「鼻をほじくること」がアルツハイマー病のリスクを高める可能性が高いとして、そのメカニズムについての研究結果を発表した。研究チームは、指先に付着したバクテリアやウイルスが鼻を通じて体内に侵入し、脳に悪影響をもたらすという仮説について医学的に説明している。人間の鼻にある嗅覚受容体を指先で刺激すると、鼻腔(びくう)の上部、前頭葉の下に位置する嗅球に刺激が伝えられる。これらの嗅覚系は、アルツハイマー病によって影響を受ける海馬などの脳領域とつながる直接的な経路を持っている。指で鼻をほじくると、指先に付着した病原体が脳に向かって押し出される状態になる。さらに、鼻の中にある鼻くそなどを引き抜くことで鼻腔内の微生物叢(そう)のバランスが変化し、体の病原体に対するバリアが弱まる可能性があるという。これにより、指先に付着したウイルスや細菌が嗅覚系を通じて、脳に侵入するリスクが高まるのだという。研究チームは「鼻をほじることがアルツハイマー病のリスクを高める」証拠として、アルツハイマー病や認知症患者の脳内でヘルペスウイルスやその他の細菌がよく検出されることを挙げて注意喚起している。鼻をほじくるクセのあるあなた、くれぐれもご用心(笑)