226ヵ国26万人以上の在留外国人が登録しているメディアYOLO JAPAN⬆が「在留外国人に人気なレストラントップ10」というアンケート調査を実施し、66ヵ国計456名が回答した。その結果は、1位：サイゼリヤ（229票、50％） 2位：すき家（152票、33％） 3位：ミスタードーナツ（147票、32％）、４位スシロー（31％）、５位ガスト（26％）、６位モスバーガー（26％）、７位CoCo壱番屋（24％）、８位吉野屋（22％）、９位ココス（20％）、10位くら寿司（18％）だった。幅広い国籍の人たちから圧倒的支持を受け、2位以下と大差をつける形で1位に輝いたのがイタリアンファミリーレストランサイゼリヤだった。本場イタリア人からの評価が高いことも驚きだ。サイゼリヤは自社農場・工場を持ち、パスタの麺やオリーブオイルなど細部に至るまでこだわる企業努力が、本場イタリアに負けない味を生み出していると言えそうだ。2位に選ばれた牛丼チェーンの「すき家」は、牛丼チェーン店舗数日本一を誇り、「うまい、やすい、はやい」で象徴される日本独自の牛丼システムが、今やすっかり外国人に定着しているようだ。３位のミスタードーナツはそもそもアメリカ発祥のチェーンだが、本家にあたるミスタードーナツ・オブ・アメリカはすでに消滅していて、在留外国人にとっては、「日本のドーナツ＝ミスド」という印象で人気があるようだ。
