ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷シフトが禁止になるMLB,2刀流にはソンかトクか?

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MLBの2022年シーズン、ナ・リーグでDH制が採用され、両リーグでのピッチクロック(投球時間の制限)や守備シフトの禁止が決まった⬆。このルール変更は、投・打2刀流の大谷翔平選手にとってアドバンテージ(優位)となるのだろうか。先ず「打」の面で見ると、昨シーズンまではDHが使えないナ・リーグ本拠地での試合が、今季シーズンからは打席に立てるようになるため60打席増えて、本塁打が確実に増えることが予想できる。また、昨シーズンは大谷選手の右方向への打球が、シフトを敷かれ安打を阻まれるケースが多かったが、守備シフトの禁止によってヒットにできる機会が増え、確実に打率が上がると予想される。では、大谷投手にとって「投」のルール改正はどうだろうか。ピッチクロック(投球時間の制限)は、走者なしで14秒、ありで19秒のピッチクロックがルール化されるが、つねにテンポよく投げる大谷投手にはピッチクロックはプラスに働くだろう。しかし、「打」で有利となる守備シフトは「投」では不利になると予想されている。昨シーズン、大谷が所属するエンゼルスは守備シフトを徹底した結果、投手防御率が5.12から4.69と改善された。しかし、「守備シフト禁止」の今シーズンは、明らかに防御率が下がると予想され、それは大谷投手にとっても同様だろう。「打高・投低」のMLB新ルール、2刀流大谷翔平にとって果たして「吉」と出るだろうか。