ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「頭わるい人」ひろゆき氏が若者をあやつるレトリック。

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 2ちゃんねる創設者でコメンテーターとして知られるひろゆき氏(45)。彼のそれらしい論に陶酔し、彼独特の「理論的な答えの提示」に強い憧れを抱く多くの若者が、ひろゆき氏を「論破王」と呼んで崇めている。そのひろゆき氏が、MCを務めるABEMAテレビの番組内で、「くだらない論争」をするという新企画を行い、「からあげにレモンをかけるのはアリ?それともナシ?」かという問題について持論を展開した。ひろゆき氏はこの問題に「レモンをかけない」方を選び、「僕が『かけない』を選べば、かけたい人はかけれるし、かけない人はかけないままでよくて。それでどっちの方が幸せになる総数が増えるかっていうと『かけない』を選んだ方が増えると思いました」と、「かけない」方を選んだ根拠について聞く人を幻惑する言葉使いで説明しつつ「幸せになる総数が増える」と断じ、さらに「かけるって言っちゃってる人って、かけない人の自由を奪っているじゃないですか?だから『かける派』は基本的に頭悪いんじゃないかなと思っています」と一見理論的に見える結論を出した。多くの若者は、「かける派はかけない人の自由を奪っているから頭が悪い」というひろゆき氏のレトリック(言いくるめ)にまんまと引っ掛かってしまうという寸法だ。よく考えてみれば、かけない派もかける人の自由を奪ってるのだけれど(笑)。かける派の若者よ「頭が悪い」と言われても、ひろゆき氏の言葉巧みで賢そうに聞こえる「レトリック」を見破る力を持ちなさい(笑)