ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

20年後、ウナギも若者も「絶滅」してイイ、というお金持ちの老人達。

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今年の「土用丑の日」は7月27日の1回だけ。日本の伝統文化である丑の日にうなぎを食べるという習慣、今年もリッチなご老人たちが4,000円〜5,000円のうな重を平然とパクつく光景が見られそうだが、実はうなぎの蒲焼への支出は総務省の家計調査によると20代〜30代の支出金額に比べて60代〜70代の支出金額は何と3倍以上だという。つまり、我が国のウナギ市場は貯蓄額が3000万円超もある「上級老人世帯」700万人に支えられているのだ。「日本の高齢者が絶滅危惧種のウナギを食べつくそうとしている」と批判したブロガーの文章を自分のツイッターに引用して2ch創設者のひろゆき氏はこうつぶやいている(⬆上の写真)。「文化だから絶滅危惧種のウナギを食べる。20年後のことは知ったことではない。貰えるんだから年金はいっぱい欲しい。20年後のことは知ったことではない。ウナギも日本の若者も減少して絶滅しても知ったこっちゃない、てことですかね」ひろゆき氏が言うように、日本の年金は高齢者が急増する中、税金で補填しきれずに年金の財源が取り崩され続けて20年後には枯渇してしまい年金の給付がほとんど行えなくなる、という予測がある。来年には日本の人口の3分の1を占めるまでに増える65歳以上の高齢者人口、「ウナギや若者の20年後なんて知ったこっちゃない」という70歳以上で貯蓄額が3000万円を超える「上級老人」達のリッチ過ぎる生活を見直すあらたな「コミュニティ」形成こそが、いますべての日本人に問われているのではないのだろうか。