ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

YouTube2億4951万回再生「ひろゆき切り抜き」は、マルチ商法?

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 YouTubeに動画をアップロードするだけで再生された回数によって広告収入が入ってくるというおいしい話。始まったのは9年前の2012年からだ。しかし、再生1回につき0.3円の広告収入で大金を稼ぐには、アップロードする動画がどれだけ多くの人々を惹きつけられるかにかかっている。手っ取り早いのは、Youtubeチャンネルに上げられている人気動画をダウンロードし、切り抜きや字幕を追加するなど再加工してyoutubeチャンネルに動画を再アップする方法だが、これは明らかに「著作権侵害」の犯罪になってしまう。これに目をつけたのが匿名ネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者「ひろゆき」こと西村博之氏だ(⬆上の写真)。これまでリスナーの質問に答える2〜3時間ほどの動画をYouTubeに定期的に投稿していたひろゆき氏。リスナーにその動画の「切り抜き」を許可して、それぞれが字幕をつけたり、同じテーマの動画を集めて1本に編集してYouTubeに再投稿し、それに対するYouTubeからの収益をひろゆき氏と切り抜きした投稿者とで分け合うというシステムをつくり、現在大盛況なのだ。最近、ひろゆき氏がこの「切り抜き動画」の28日間の総再生数を公開、次のようなツイートを行った。「ひろゆきが今更話題になってるの?という諸氏に説明すると、単純にYoutube切り抜き動画の再生数が多いからです。直近の28日間で2億4951万回再生されています。2020年に日本で一番多く再生されたYoutuberが1年で8億8810万回なので、その3倍ぐらい再生されている計算になります」というツィートだ。約1ヶ月間で2億4951万回再生✕0.3円=7485万円の広告収入だ。切り抜き加工した人と折半してもひろゆき氏の1ヶ月収入は3,742万円となる。自分の画像に字幕や切り抜きを希望する人に自由勝手にさせながら莫大な金額をピンハネしているひろゆき氏、コレってYouTubeを利用したあら手のマルチ商法ではないのだろうか(笑)