ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

井上尚弥、ネリKOの超絶テクニックを3階級制覇王者が目撃。

世界2階級制覇王者ルイス・ネリにKO勝ちし27戦無敗(24KO) の井上尚弥が階級を超えた世界最強ボクサー「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」に2年ぶりに返り咲いた。その井上がネリを6Rでノックアウトしたシーンが、同じプロの目から見てもアンビリーバブルだったと、井上尚弥に請われフィジカルトレーナーを務めた元世界3階級制覇王者の八重樫東氏がその目撃シーンについて語った。八重樫氏は井上が初めてダウンした1Rは、「ネリのパンチの軌道やタイミングがすごく井上に合っていて、危ないタイミングでパンチがビュン、ビュン交錯して心配だった」という。「2Rにネリからダウンを奪いイーブンになってからの、3R・4R・5Rは安心して見ていられた」と話し、試合を決めた6RのKOシーンについてプロの目から見ても井上は信じがたいスキルでKOしたと解説。「KOの場面は、先ず井上が右アッパーを打って、そのあとネリがボディーを打ってくるのを井上が右腕でガードしたあと同じ右でストレートを打ってKOした。普通は右でブロックしたら左で返すけど、井上の最後は右のストレートだった。こんなこと(右でブロックし、その右で打ってKO)する選手今まで見たことなくて僕はそのスキルに驚いて、ワーすげぇ、って思った」と言う。元世界チャンプも驚いた常識を超えた井上のパンチングスキル、世界最強ボクサー「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」の称号は当然だと思われる。

 

 

iPAD Proの「クラッシュCM」に、日本人はナゼ怒った。

アップルが、13インチで5.1mmと「アップル史上最薄」と、大幅な軽量化を実現した「iPad Pro」の新型モデルを発表した。発表会場では新発売のコマーシャル「Crush!」  ⬆が公開され、YouTubeなどにも配信されたが、楽器、カメラ、本などをプレス機で次々クラッシュ(破壊)した後にiPad Proを登場させ、「これらのツールがiPadには圧縮されて入っている」というメッセージを伝えるという内容のCMだが、この様々なツールを次々にクラッシュ(破壊)する映像に対してSNSに多くの批判の声が挙がった。特に、普段は英語圏の投稿にはあまり意見を寄せない日本人から多くのコメントがSNS上に寄せられた事に海外から注目の声があがった。 「私は米国人だけど、日本人に共感してる。1つの製品に全ての機能を集約させたってアップルは言いたいんだろうと思うけど、楽器やカメラを否定してる感じがする」「私はこの広告を見て、宮崎監督の『「極めて、何か生命に対する侮辱を感じます』と語った言葉を思い出した」「坂本龍一が3.11ツナミを生き延びたピアノを弾き、「この世を去った者に触れているようだった」と言ったのを思い出した。日本人が物や楽器をどのように見ているかを、この言葉が如実に物語っている」「よく日本人は無宗教だって言われるけど、日本では万物に神様が宿るとされてるからね。そういう感覚の違いを理解してないと、とりわけ日本人が不快に感じる理由は、分かりにくいのかもしれない」。こうしたSNSでの批判を受けて、アップルは「このCMは的を外していました。申し訳ありません」と謝罪の声明文を発表しCM放映を中止した。

 

無敗の井上尚弥、初ダウン「倒そうと力んだんだよ」とウィザスプーン。

世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が、世界2階級制覇王者ルイス・ネリにKO勝ちし27戦無敗(24KO)となった事を受け階級を超えた世界最強ボクサー「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」に2年ぶりに返り咲いた。しかし、プロ・アマ通じて初のダウンを喫したネリとのこの試合の衝撃は大きかった。1R至近距離で左アッパーを放ち、続けて右フックを打とうとした瞬間ネリの左フックをまともにアゴに食らって井上は思わずダウンした。「死角から入ってきて見えなかった。その角度の調整のミス」と井上は死角から来たパンチだったと言い訳した。ところが、井上の初ダウンについてWBC・WBAの元世界ヘビー級チャンピオンで以前から井上のファンだと言うティム・ウィザスプーン(⬆右)が、ダウンシーンの映像を何度も巻き戻して見た上でその理由を明快に解説した。「(東京ドームの)4万人もの観衆を前にしたら、どんなファイターだって緊張するさ。いいパフォーマンスをして、ファンを喜ばせてやろうと知らず知らずのうちに力んだんだよ。ダウンする前に勢いよく右フックを振るっていただろ、その時も左のガードが低かった。いつものイノウエじゃなかったな。荒々しい攻撃を武器とするネリに打ち勝つ!そんな思いで接近戦を挑んで、喰らっちまった。倒そうという意識が強いばかりに、ガードが下がった。打ち終わりの拳の引きも遅れた」、ボクシングの名伯楽ウィザスプーンの目は鋭い、力み過ぎていた井上のガードが下がっていた場面を見逃さなかった。

 

球の遅い今永昇太はナゼ打たれないのか、MLB公式サイトが分析。

MLB新加入の今シーズン開幕から5勝無敗を維持し、防御率1.08で両リーグトップをキープしているカブスの今永昇太投手⬆。MLB公式サイトMLB.comは、「時速92マイル(148.1キロ)の遅い球が、いかにしてMLBで最も価値のある球となったのか」というタイトルで今永のフォーシームを分析する特集を組んだ。「イマナガの平均球速は僅か92.1マイル(148キロ)しかなく、球速で彼はリーグの下位1/4のポジションにランクされている。しかし、この遅い球がカブスにとってだけではなく、メジャーのいかなる投手の投げるいかなる球種よりも価値のある投球となっている」とし、今永のフォーシームのランズ・プリベンテッド(失点を防ぐ度合い)がMLBトップタイの「+9」となっている点を挙げている。また、今永のフォーシームに球速以上の威力がある理由として、「イマナガはメジャーで最高レベルのライジング(伸びのある)ボールを投げる、今永のフォーシームは平均で+3.4インチ(8.6センチ)もライジングしていて、これは今季MLBのフォーシームで3位にランクインする。さらに、イマナガには、伸び上がるフォーシームと共に左腕からのスプリットという脅威がある。メジャーで定期的にスプリッターを投げる先発投手は過去6年間存在せず、しかも左腕でスプリットを投げる今永の希少性を挙げている。打者の目の前で伸び上がるフォーシームと打者が見慣れていない左腕からのスプリットで、メジャーの打者を翻弄し続けている今永投手、来週の登板で無傷の6連勝をぜひ挙げてほしい。

 

 

 

 

都内マンション空き家47万戸、マンション暴落が始まる予感。

2023年に首都圏(1都3県)で供給された新築マンションの平均価格は、1戸当たり8101万円とマンション価格は「高嶺の花」になってしまった感がする。総務省全国家計構造調査によれば、東京都の勤労世帯の年収は2人世帯で776万円、ここから高くなり続ける社会保障料や税金が差し引かれるのだから普通のファミリー層には新築マンションはとても手に入らない価格と言えるだろう。そうした一方で、東京都内にはマンションの空き家が47万戸もあるのをご存知だろうか。賃貸用マンションで41万3千戸、個人住宅マンション空き家が5万7千戸も存在している。急速な人口の減少と高齢化が進んでいる今の世の中で、これは何を意味するのか。30年前のマンションブームの時代に競ってマンションを購入した団塊の世代が高齢化を迎えていて次々に亡くなってゆくことでマンション空き家は今後さらに増えてゆくことが予想される。当然、これを相続する子供世代がこれらのマンションを売却したり、賃貸したりする数も当然増加するだろう。すると、賃貸マンションの家賃を上げることはますます難しくなり、分譲マンションの価格も上げることが困難な状況となる。つまり、5年以内に都内のマンション市場は「供給過剰」となり、マンションの賃貸も分譲も価格が暴落してゆく事は目に見えている。現在のマンション価格を「高嶺の花」と指を咥えている人達は、あと5年辛抱すれば理想のマンションを手頃な価格で購入できるバラ色の時代が到来する。マンション購入を予定している人は、現在のマンション価格に目を奪われるのではなく、これからの「人口の減少数」「高齢者の死者数」「マンション空き家数」を睨みながらマンション価格の暴落を待つことが賢明かと思われる。

札束を尻ポケットにHRの大谷翔平、雑誌ニューヨーカーが茶化す。

アメリカで創刊99年の歴史を誇るマガジン「ニューヨーカー」が、5月号の表紙に、イラストで描いたドジャースの大谷翔平選手を掲載した⬆。ホームランを打つ大谷翔平選手を描いたものだが、なぜか大谷選手のユニフォームの尻ポケットからドルの札束がはみ出ているというパロディ(茶化した)イラストなのだ。このパロディイラストを描いたイラストレーターのマーク・ウルリクセン氏は、このイラストの制作の狙いについて、「5月号の表紙に2018年シーズンの米メジャーリーグデビュー以来センセーションを巻き起こしている日本のスーパースター大谷翔平(愛称:ショータイム)を描くことにした。 彼はどのリーグでも最高の投手、打者、最速の塁走者の一人だ。オオタニが現在、マネースキャンダルにも関与しているという事実(伝えられるところによれば、彼の通訳はギャンブルの借金を返済するためにオオタニから数百万ドルを盗んだ)は、良くも悪くも彼の知名度を高めていると思う」と、尻ポケットの札束を描いたのは、大谷選手がギャンブルスキャンダルによって知名度がさらにアップしたことを伝えたかったからだ、と語った。確かに、ニューヨークのあるアメリカ東部地域ではアメリカ西部地区で活躍している大谷選手の知名度はまだまだ低いのは事実、尻ポケットから札束がはみ出したこの大谷選手のパロディイラストは、東部地域での彼の知名度アップにかなりの効果を発揮するかも知れない(笑)

 

井上の残酷な一撃、ネリはダンシングフラワーのように崩れ落ちた。

スーパーバンタム級4団体統一王者井上尚弥が1Rでプロ27戦目で初めてのダウンを奪われながらも2R・5R・6R計3度のダウンを奪ってルイス・ネリに6RTKO勝ち、27戦27勝(24KO)無敗とした。米国最古のスポーツ専門紙「The  Sporting News」のウェブサイトは、6Rの井上のKOシーンを 「ロープを背にしたネリは、まるでダンシングフラワーのようにロープに体をバウンドさせながらマットへと崩れ落ちた」と表現した。身をくねらせて踊るひまわりのオモチャに例えられたネリのKOシーン。ロープ際にネリを追い込んだ井上が、右アッパーを叩き込んでグラつかせ直後に狙いすました右フックを一閃。あまりの衝撃にネリはロープに首を打ち付けながらマットに崩れ落ちたのだ。目は潤んでいるようにも見え、思わず口からマウスピースを吐き出した⬆。1Rにネリの左フックでプロ入り27戦目で初めてダウンした井上尚弥は、試合後「サプライズいかがでしたか?」と戯けてみせたが、試合は井上の一方的な攻撃で終始していた事が、ボクシングデータベースサイト『CompuBox』の数字を見れば良く分かる。この試合で、井上は計239発中107発をヒットさせ(ヒット率44.8%)。対するネリは計194発中54発のヒット(ヒット率27.8%)。ジャブは井上が45/112発(ヒット率40.2%)、ネリが20/70発(ヒット率28.6%)、強打は井上が62/127発(ヒット率48.8%)、ネリが34/124発(ヒット率27.4%)と数字で見てもモンスター井上のヒット率がネリに比べて圧倒的だったことが良く分かる。